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問題概要
かつはの約数でも倍数でもなく, はの約数であるような相異なる3数は何通りあるか.解説
求めるものは「かつかつかつは相異なる」ようなものの数.
これを言い換えて次のものを求める「は相異なるとして, (の数)-(かつの数)-(かつの数)」
ベン図で表すと以下の部分を求めることとなる.
を考えているのでとの共通部分はない.
- となるの数
を固定するとと表すことができる.
よってを満たすの数がの数となる.これに残りの個からを選ぶ.
①
- かつとなるの数
同様にしてから異なる2つを選ぶ.
②
- かつとなるの数
を固定するとと表すことができる.
を満たすの数を求める.
③
①-②-③が答えだが, この式のまま愚直に求めても間に合わない.
はで求められる.
具体的には, ならそのままの和を愚直に求める.
の場合, であるのでの種類は個. となるの個数は
以上より個となる.これにをかけたものの総和が求めるものになる. したがって,で求めることができた.
①と②は同様にして求めることができる. ③も同様にした場合, の計算を回行っているように見えるが, 実はで求められる.
のときの計算回数は
のときは
どちらも(調和級数みたいに)区分求積法などで評価してやればとなる.